LINE公式アカウント料金改定2026。10月の追加配信費を正しく試算
2026年10月1日、日本のLINE公式アカウントで追加メッセージ料金の改定が予定されています。2026年9月8日時点では改定前です。予算を組む際は、月間の総配信通数からプランの無料枠を引き、残った追加分へ単価を適用します。
「5万通を超えたら値上げ」という説明だけでは、総配信か追加配信かが分かりません。本記事では、追加分を明示して新旧料金を比較します。公式の料金改定告知
改定対象と計算の順序
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 適用地域 | 日本 |
| 公表されている改定日 | 2026年10月1日 |
| 対象 | スタンダードプランで無料枠を超える追加メッセージ |
| 新単価 | 追加分の最初の20万通まで3円/通、その超過分2.5円/通(税別) |
2026年9月8日時点のスタンダードは月額固定費15,000円(税別)、無料メッセージ枠30,000通です。下位プランには追加配信の購入がないため、同じ計算をコミュニケーションやライトへ当てはめないでください。公式料金表
追加分をA通とすると、改定後の追加料金は次の式になります。
A = max(月間の計上対象通数 − 30,000, 0)
追加料金 = min(A, 200,000) × 3円
+ max(A − 200,000, 0) × 2.5円
月額合計 = 15,000円 + 追加料金
これは税別のメッセージ関連費だけの計算です。有料オプション、ツール、開発・保守は含みません。
改定前後を同じ追加通数で比較する
比較は現行の公開料金に基づき、追加20万通までを示します。改定前は最初の5万通が3円、次の5万通が2.8円、その次の10万通が2.6円です。5万通ごとに同じ幅で単価が下がると仮定してはいけません。公式料金表の20万通の例も、50,000×3+50,000×2.8+100,000×2.6=550,000円です。現行の追加メッセージ料金
| 月間の追加分 | 改定前の追加料金 | 改定後の追加料金 | 1か月の差 | 同じ量を12か月使う場合の差 |
|---|---|---|---|---|
| 30,000通 | 90,000円 | 90,000円 | 0円 | 0円 |
| 50,000通 | 150,000円 | 150,000円 | 0円 | 0円 |
| 100,000通 | 290,000円 | 300,000円 | 10,000円 | 120,000円 |
| 200,000通 | 550,000円 | 600,000円 | 50,000円 | 600,000円 |
すべて税別で、固定費を含みません。年間の差は同じ配信量が12か月続く仮定で、2026年の年内請求差ではありません。季節で通数が変わる場合は月別に計算します。
総配信通数から考える例
以下も架空の配信量に基づく試算です。
| 月間総配信 | 無料枠を超える追加分 | 10月以降の追加料金 | 固定費込み・税別 |
|---|---|---|---|
| 50,000通 | 20,000通 | 60,000円 | 75,000円 |
| 130,000通 | 100,000通 | 300,000円 | 315,000円 |
| 230,000通 | 200,000通 | 600,000円 | 615,000円 |
| 330,000通 | 300,000通 | 850,000円 | 865,000円 |
総配信5万通の例では、追加分は2万通です。上の新旧比較で料金差が出始める追加5万通超には該当しません。請求を見直すときは、画面に出る数値が総配信・追加分・APIの一部集計のどれなのかも確認します。
料金と一緒に上限設定も確認する
公式告知では追加メッセージ数の上限設定に関する変更も案内されています。上限引き上げ申請後の最大値は359万通となり、それを超える設定は認定セールスパートナーへの相談が必要とされています。大量配信を予定している場合は、自社に適用される上限と手続きを確認してください。料金と上限変更の公式告知
追加通数の上限目安を設定していても、その値が厳密な請求上限を保証するとは扱いません。配信方式や実行状況による注意点を料金表で確認し、送信ジョブの件数確認、承認、利用量の監視も組み合わせます。
改定前に作る確認メモ
| 項目 | 記入欄 |
|---|---|
| 通常月・繁忙月の総配信通数 | ____ |
| 無料枠を引いた追加通数 | ____ |
| 改定後の固定費込み月額 | ____ |
| 自動通知と販促配信の内訳 | ____ |
| 予算と上限設定の確認担当 | ____ |
| 削減する配信と維持する通知 | ____ |
配信対象や頻度の見直しは配信コスト削減の記事で扱います。請求額だけを下げるために、確定連絡など必要な通知を止めないよう、配信目的と合わせて判断してください。
よくある質問
月5万通を配信すると値上げの対象ですか?
総配信5万通なら、スタンダードの無料枠3万通を引いた追加分は2万通です。現行と新料金を比較するときは、総配信ではなく追加分を基準に計算します。
追加20万通の改定前料金はいくらですか?
2026年9月8日に確認した公式料金表では税別550,000円です。最初の5万通、次の5万通、その次の10万通にそれぞれの単価を適用します。改定後は税別600,000円です。
この記事の年間差は2026年の増額ですか?
年間差は同じ追加通数を12か月利用する仮定の比較です。2026年の年内増額ではありません。実際の予算は適用月と月ごとの利用量で計算してください。
この記事に関連するサービス
改定後の費用を、自動通知・販促配信・配信対象の設計と合わせて見直します。
出典・参照
- LINE公式アカウント:追加メッセージ料金改定のお知らせ (2026年9月8日確認)
- LINE公式アカウントの料金プラン (2026年9月8日確認)